リンク要素

他ページにリンクを張る際には、<a>タグを用います。例えば、下記のように記述します。

<a href="http://seo.client.jp/">SEO基礎講座</a>

検索エンジンは、この<a>タグでリンクを張られているホームページは価値があると判断します。リンクを張ってもらうことは、選挙などで1票投じてもらうことと同じ意味合いと言えます。
ところで、ブログのトラックバックは、相手のブログから自分のブログへリンクを張る行為なので、1票投じてもらったというよりも、1票奪ったという感じになりますね。
リンクは検索結果の表示順位を決定するにあたり重要な要素です。代表的な検索エンジンの評価技術に、リンクポピュラリティーとリンクレピュテーションがあります。

リンクポピュラリティー

ページに張られているリンクの数と質から、ホームページの評価を行う技術をリンクポピュラリティーと言います。リンクが張られている数が多ければ多いほど、そのホームページが多くの人に支持されているということになります。さらに、質の高いホームページやテーマの関連性が強いホームページからのリンクは高い評価を得ます。
ちなみに、あるカテゴリーもしくはジャンルにおいて、一番多くリンクを張ってもらっているホームページは、オーソリティーサイトと呼ばれます。

リンクレピュテーション

<a>タグに囲まれた文字列を、アンカーテキストと言います。検索エンジンは、このアンカーテキストについて、リンク元ページ、リンク先ページ、それぞれの評価を行います。
リンク元ページでは、そのページの中での重要なキーワードとして評価され、リンク先ページでは、そのページのテーマやトピックスを示すキーワードであると判断され、アンカーテキストとリンク先ページの関連性が強まります。
例えば、リンク先ページに「ゴッゴル」というキーワードが存在していなくても、アンカーテキストに「ゴッゴル」を指定したリンクを張ると、リンク先ページと「ゴッゴル」の関連性が強まります。この結果、検索エンジンで検索キーワードに「ゴッゴル」を指定すると、リンク先ページが検索結果に表示されるようになります。

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