HTML文書の書き方
検索エンジン(クローラ)に収集されやすいホームページを作るためにも、論理構造が明確なHTML文書を作成する必要があります。
HTML文書の論理構造を表すためには、下記に示すようなHTMLタグを用います。
<h1>○○○</h1> ・・・ 題
<h2>○○○</h2> ・・・ 部
<h3>○○○</h3> ・・・ 章
<h4>○○○</h4> ・・・ 節
<h5>○○○</h5> ・・・ 項
<h6>○○○</h6> ・・・ 小見出し
<p>○○○</p> ・・・ 段落
<a href=○○○>○○○</a> ・・・ 他ページへのリンク
<strong>○○○</strong> ・・・ 強調(太字)
<em>○○○</em> ・・・ 強調(斜体)
<ul><li>○○○</li></ul> ・・・ 箇条書き(番号無し)
<ol><li>○○○</li></ol> ・・・ 箇条書き(番号有り)
これらのHTMLタグを正しく用いることで、ホームページの訪問者にも、検索エンジンにも、理解しやすいHTML文書を作成することができます。
特に、<h1>タグに囲まれた文字列については、検索エンジンが重要視しますので、そのページの内容を表す重要なキーワードを含めた文字列にする必要があります。
ホームページを作成する際、ほとんどの場合で、文字色、フォント、ページの背景色、レイアウトなどのデザインを考えながらになりますが、デザインにとらわれすぎて、HTML文書の論理構造が明確になっていないケースが多々あります。
見栄えが良いページを作成して、ホームページの訪問者から高い評価を得たとしても、HTML文書の論理構造が明確になっていなければ、検索エンジンから高い評価を得られるとは限りません。
必ず、上記に示したHTMLタグを用いて、論理構造を明確にしたHTML文書を作成してから、デザインを定義します。
なお、デザインの定義には、スタイルシートを用います。
ちなみにブログは、テンプレートで用意されているHTML文書の論理構造が明確になっているものが多いです。そういったことから、ブログのHTML文書は、あらかじめSEO対策が施されていることになります。